スポンサードリンク
月経のおこるしくみ
月経開始日から次の月経の始まる前日までを月経周期といい、28日を基準に25日から38日が月経周期の標準範囲といわれています。
月経周期については、思春期の頃は不安定ですが成人になる頃には安定するといわれています。
体調や精神的(ストレスなどによるホルモンの乱れ)なものに影響されやすいといわれますが、月経周期が24日以内もしくは39日以上になる場合は、専門医を受診しましょう。
【関連ページ】
・ 月経異常
月経の周期は
1.卵胞期 2.排卵期 3.黄体期 4.月経期 に分けられ
卵胞期
月経初日から黄体ホルモン(プロゲステロン)の濃度が上昇する直前までの期間です。卵胞期の初め頃、脳の視床下部から下垂体への指令により下垂体から卵胞刺激ホルモンが分泌され、卵巣に到達し卵巣が活動を始めます。
卵胞刺激ホルモンの刺激により、卵巣内には10〜20個の原始卵胞が作られ成長します。それぞれの原始卵胞には卵子が1つずつ含まれており、その中の1個(主席細胞)だけが成長をつづけエストロゲンを分泌するようになります。それにより子宮内膜が厚みを増し受精卵が着床しやすくなります。
排卵期
排卵期は黄体ホルモン(プロゲステロン)の濃度の上昇とともに始まります。血液中の卵胞ホルモン(エストロゲン)の濃度がピークに達すると、脳の視床下部は下垂体へ指令を出し黄体ホルモンが分泌されるようになり卵胞を成熟させます。黄体ホルモン(プリゲステロン)の刺激によって、もっとも成熟した卵胞(主席卵胞)が破れ、なかの卵子が飛び出します。これが排卵で排卵期は卵子の放出で終わります。
黄体期
排卵された卵胞は黄体という物質に変化する時期のことで、卵胞ホルモン(エストロゲン)のほかに黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌し、その影響で子宮内膜がさらに厚くなり、妊娠しやすい状態をつくります。
黄体期には、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌増加によって体温が上昇し月経期が始まるまで維持されます。この体温の上昇で、排卵の有無や月経時期などを推測することができます。
月経期
排卵期から約2週間たっても受精卵が着床しなかった場合、黄体ホルモン分泌量は少なくなり、栄養をたくわえていた子宮内膜ははがれ落ち、月経として子宮口から排出されます。
![]()
※子宮内膜:子宮を構成している一番内側の粘膜組織。
※卵胞刺激ホルモン:下垂体から分泌され、原始卵胞を成熟させ、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌を促します。
※黄体形成ホルモン:排卵に必要不可欠なホルモンで、下垂体から分泌され、成熟した卵胞を刺激し、排卵を促します。卵胞を黄体という物質に変化させるように働きます。
※卵胞ホルモン(エストロゲン):成熟した卵胞から分泌され、子宮内膜を厚くしたり、卵胞を発育させて妊娠しやすい状態をつくります。骨粗しょう症を予防する働きもあります。
※黄体ホルモン(プロゲステロン):排卵後、卵胞は黄体に変化し、厚くなった子宮内膜を、受精卵が着床しやすいように整えます。体温を上昇させる働きもあります。
【関連ページ】
・ 基礎体温(からだのリズムを知るために)
スポンサードリンク