性行為感染症 エイズ(AIDS)
エイズ(AIDS)とはこんな病気
エイズ(AIDS)は、『後天性免疫不全症候群』という病気で、HIVウイルスの感染により起こります。
HIVの感染力は弱いのですが、感染すると病原菌に対する人間の免疫力が著しく低下するため、ふつうではかからないはずの弱い病原菌に感染(日和見感染:ひよりみかんせん)して、さまざまな病気を引き起こします。
感染してから発病するまでの潜伏期間が長いのが特徴で、この時期をキャリア期間といい、感染していて発症していない人のことをHIV感染者、HIVキャリアといいます。
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エイズ(AIDS)の症状
感染して1週間から3週間頃に、咳や微熱といった風邪のような症状がでることがありますが、ほとんどの場合、自覚症状がなく、その後、10年から15年ほど症状がないまま長い潜伏期間ののち、下痢や体重の減少、リンパ節の腫れといった初期症状があわれるようになります。
発症するとカリニ肺炎、サイトメガロウイルス感染症、カポジ肉腫(皮膚がん)などの日和見感染や脳が侵され、痴呆症状がでることもあります(HIV脳症)。発病後約2年から5年で死に至ります。
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エイズ(AIDS)の治療
抗HIV薬(プロテアーゼ阻害薬)と2種類の逆転写酵素阻害薬という薬を併用する3剤併用法で、免疫力の低下を抑えられ、日和見感染の発症する人が減っています。
一方、検査を受けずHIV感染者は、エイズを発症してしまいます。
感染の心配がある場合は検査を受け、感染が認められたら早めに治療を受けることが大切です。
エイズ検査は、少量の血液検査で、感染後8週間以上経たなければHIV感染の確実な判定は出ませんが、全国の保健所で、HIV感染についての無料相談、HIV検査(無料、匿名)を予約制で行われています。
検査の結果が陽性、つまりHIVに感染していた場合、治療を受けるための適切な医療機関の紹介も行われています。
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エイズ(AIDS)に関する正しい知識と理解を
HIVの感染力は大変弱く、ふつうの日常生活で簡単にうつる病気ではありません。
くしゃみ、咳、同じ食器で食事をする、一緒に入浴・プールに入るなどしても心配ありません。
注意が必要なことは、感染者と同じカミソリを使ったり、感染者の血液のついたものを素手で触ったりすることです。それさえ注意すれば、ふつうの日常生活を送っていれば問題ありません。
エイズに関して、正しい知識と正しく理解することは、感染者を差別や偏見から守ることができます。
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