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婦人科でおこなう検査
内診の他に、症状に応じて必要な検査がおこなわれます。原因を調べるために行われる検査について説明しています。
血液検査
腕の静脈から採血。
・ホルモン値(下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン、黄体化ホルモン、プロラクチン、卵巣から分泌される卵胞ホルモン、黄体ホルモン、男性ホルモンなど)
・貧血の有無(血液中の白血球や赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板など)
・性感染症(梅毒など)
・腫瘍マーカー(卵巣腫瘍、子宮内膜症など)
CA125という腫瘍マーカーは卵巣がん、子宮内膜症、子宮腺筋症などで高い値を示します。
CA19ー9という腫瘍マーカーは、卵巣がん、卵巣腫瘍、子宮内膜症などで高い値を示します。
CEAという腫瘍マーカーは、子宮頸部腺がんの場合に上昇します。
SCCという腫瘍マーカーは、扁平上皮がんの場合に上昇します。
・肝機能状態
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尿検査
排尿途中の尿を検査コップにとり検査。
・細菌の有無、糖・タンパク質の有無
・妊娠反応
・卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌状態など
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超音波検査
エコー検査、超音波断層撮影などとも呼ばれ、超音波をあてて、骨盤内を画像に写し出し、子宮と卵巣の大きさ、位置、腫瘍の有無、子宮内膜の状態、妊娠時の胎児のようすなどをみます。
腹式超音波
超音波を発信するプローブという器械の先端を、ジェルを塗ったおなかに当てて検査します。
・大きな筋腫の全体像、大きな卵巣のう腫の状態、妊娠初期以降の赤ちゃんの発育や羊水の量、胎盤の位置を診ます。
経膣超音波
超音波を発する探蝕子(細い棒上の経膣プローブ)を膣の中に入れ検査します。
・妊娠初期や卵巣内の卵胞の状態、子宮内膜の状態を診ます。
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MRI
MRI検査は、磁石と電波の力によって体の中の構造を調べ、あらゆる角度から撮影でき、コンピューターによって人間の目でわかりやすいような画像に再構成して、体の中を映し出す検査です。
・筋腫や腫瘍の大きさや位置などを確認します。
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CTスキャン
CTスキャンは、コンピュータ断層撮影法(Computed Tomography)の略で、エックス線を利用し、身体の内部(断面)を画像化する検査で、子宮、卵巣、骨盤などの局所を詳しく診るには適していませんが、リンパ節転移や腹腔内全体の浸潤、転移の状態(がんの広がり具合)を調べるなど、広い範囲でのがんの進行程度を診るために用いられます。
・腫瘍の良性・悪性の判断をする場合などにおこなわれます。
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細胞診
長い綿棒や棒状のへらを使い、子宮の入り口付近を軽くこすり、細胞組織を採取し検査します。細胞組織を少し取るだけなので痛みはほとんどありませんが、子宮体がん検査で子宮内膜を採取する場合は、多少痛むことがあります。
・子宮内膜症、子宮体がん、子宮頸がんの検査、不妊症の原因を調べるときにおこなわれます。
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組織診
子宮口や子宮内膜の一部を採取し、顕微鏡でみます。
・子宮がんや不妊症などの診断のためにおこなわれます。
子宮頸がんの組織診
コルポスコープ(膣拡大鏡)という器具を使い子宮頸部を詳しく観察し、異常がありそうな組織を採取し検査します。組織を採取するときの痛みはほとんどありません。
子宮体がんの組織診
キューレットと呼ばれる細長い器具を子宮内腔に挿入し、子宮内膜の一部を採取し検査します。子宮鏡を使い、子宮内部を詳しく観察しながら行うこともあります。
組織を採取するときの痛みには個人差があり、外来で行うことも可能ですが、局所麻酔をする場合もあります。
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子宮鏡検査
胃カメラのような子宮鏡を膣から挿入し子宮内を検査します。
・子宮腔内に筋腫、ポリープ、ガンなどの異常が疑われるとき、子宮内膜を観察します。
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おりもの検査
膣鏡を膣内に入れ、膣内に長い綿棒を挿入し、おりものを採取します。採取したおりものは顕微鏡検査や培養検査します。
・おりものに異常があったり、外陰部に痛み、かゆみがあるときに行い、カンジダ真菌や膣トリコモナスなどの細菌感染有無を検査します。
【関連ページ】
・ 婦人科を受診する前に
・ 婦人科でおこなう診察(内診)
・ 転移の有無を調べる検査
・ インフォームド・コンセントとセカンド:オピニオン
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