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急増している子宮体がん

以前は、子宮頸がんに比べ子宮体がん(子宮内膜がん)の割合が少なかったため、『子宮がん』といえば、子宮頸がんを指していましたが、生活スタイルの欧米化によって、子宮体がん(子宮内膜がん)が急増しています。

sorangecube.gif 子宮体がん(子宮内膜がん)を発症させる危険因子として

・閉経後の女性
・20代から40代で月経不順(月経の間隔が2ケ月から3ケ月ある)の女性
・妊娠、出産の経験がない女性、または少ない女性
・肥満

sorangecube.gif 子宮体がん(子宮内膜がん)の発症の原因には

・エストロゲン(卵胞ホルモン)が子宮内膜を持続的に刺激する
・プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が少ない状態が続く

など、女性ホルモンが関わっていることがわかっていますが、女性ホルモンが関与しない子宮体がん(子宮内膜がん)のタイプもあります。

・エストロゲンの影響を受けている子宮体がん(子宮内膜がん)のタイプ

1型といい、子宮体がん全体の約80%を占め、エストロゲン過剰になっている状態で、進行は遅く、予後は良好。

・エストロゲンの影響を受けていない子宮体がん(子宮内膜がん)のタイプ

2型といい、子宮体がん(子宮内膜がん)全体の約10%から20%、進行が早く、リンパ節に転移しやすく、抗がん剤も効きにくく、予後は不良。

の2つのタイプに分類することができます。


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sorangecube.gif 子宮体がん(子宮内膜がん)の進行状態

子宮体がん(子宮内膜がん)の進行の度合いによって0期から4期までの5段階に分けられ、進行の早さは人それぞれです。

・0期

明らかながんではなく、子宮内膜異型増殖症(がん細胞に近い異型細胞が見られる状態)という『前がん状態(子宮頸部の上皮内がん)』と考えられ、5年生存率はほぼ100%です。

・1期

がんが子宮体部にだけにとどまっている状態。
子宮内膜にとどまっている状態:1a期
子宮筋層に及んでいるが、浸潤が子宮体部の筋肉層の1/2にとどまっている状態:1b期
子宮筋層に及び、浸潤が子宮体部の筋肉層の1/2を超えている:1c期
5年生存率は約90%です。

・2期

がんが子宮頸部にまで広がっている状態。
がんが子宮頸部の粘膜にまで広がっている状態:2a期
がんが子宮頸部の粘膜を超えている:2b期
5年生存率は70%から75%です。

・3期

がんが子宮の外に広がり、骨盤内の組織の卵管、卵巣、膣、リンパ節に浸潤や転移をしている状態。
がんがしょう膜あるいは付属器(卵巣、卵管など)に浸潤している:3a期
がんが膣まで広がっている:3b期
がんが骨盤、大動脈周辺のリンパ節まで転移している:3c期
5年生存率は40%です。

・4期

がんが骨盤を超えて、膀胱や直腸に転移している、あるいは他の臓器に転移している状態。
がんが膀胱や直腸に転移している:4a期
がんが腹腔や肝臓などの臓器に転移している:4b期
5年生存率は10%以下です。


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